2016.09.23クリント・イーストウッドが綴る真実の実話。監督デビュー作の『恐怖のメロディ』(1971) が1時間48分、監督2作目『愛のそよ風』(1973) も1時間 […] Movie Review Nº23 “ハドソン川の奇跡” クリント・イーストウッドが綴る真実の実話。
2016.08.19庶民の洋服にみられるディテールから考察する、機能性という言葉の正体。客引きの女性が手当たり次第、通りがかった若い男に声をかけ、近くの画廊におびき寄せ、何十万もする絵画を売りつける […] Motoori's Book Review nº1 "図説 アメリカの職業と仕事着" 庶民の洋服にみられるディテールから考察する、機能性という言葉の正体。
2016.05.02俳優たちの演技力で観せる、見事なアンサンブル。マーク・ラファロが大好きだ。彼が出ているだけで、映画は傑作に見えてしまう。あれは僕が毎年のようにヴェネチア国際 […] Movie Review Nº22 “SPOTLIGHT” 俳優たちの演技力で観せる、見事なアンサンブル。
2016.02.21名優たちが織りなす、圧巻の会話劇。これはアップル・コンピュータ隆盛の大立役者、スティーブ・ジョブスの伝記映画である。僕自身アップル・コンピュータ […] Movie Review Nº21 “STEVE JOBS” 名優たちが織りなす、圧巻の会話劇。
2014.12.30ロシアからアメリカに亡命した、二人の“食道楽主義者”によるプロパガンダ。旧ソ連からアメリカに亡命した二人のジャーナリストがロシア語で著した『亡命ロシア料理』。 1987年、ピョートル […] Book Review Nº16 Boumei Russia Ryouri ロシアからアメリカに亡命した、二人の“食道楽主義者”によるプロパガンダ。
2014.12.25デヴィッド・フィンチャー監督らしいストーリーテリングが冴えわたる。『セブン』(1995年)『ファイト・クラブ』(1999年)『ドラゴン・タトゥーの女』(2011年)のデヴィッド […] Movie Review Nº20 “GONE GIRL” デヴィッド・フィンチャー監督らしいストーリーテリングが冴えわたる。
2014.12.12ノーラン監督が描き出す、驚天動地の世界。『インターステラー』より © 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. an […] Movie Review Nº19 "intersteller" ノーラン監督が描き出す、驚天動地の世界。
2014.12.11「第2回狩猟サミット」2日目。濃密な分科会。10月25日から10月27日にかけて3日間、静岡県富士宮市の「国立中央青少年の家」で開催された「第二回 狩猟サ […] Event Report : Hunting Summit 2014 Nº3 「第2回狩猟サミット」2日目。濃密な分科会。
2014.12.09「第2回狩猟サミット」で狩猟者と交流する。10月25日から10月27日にかけて3日間、静岡県富士宮市の「国立中央青少年の家」で開催された「第二回 狩猟サ […] Event Report : Hunting Summit 2014 Nº2 「第2回狩猟サミット」で狩猟者と交流する。
2014.12.05「第2回狩猟サミット」に参加して狩りについて考える。10月25日から10月27日にかけて3日間、静岡県富士宮市の「国立中央青少年の家」で開催された「第二回 狩猟サ […] Event Report : Hunting Summit 2014 Nº1 「第2回狩猟サミット」に参加して狩りについて考える。
2014.11.28高松次郎の頭の中の迷宮をさまよう快楽がそこに。高松次郎《遠近法の椅子とテーブル》1966-67年 東京国立近代美術館蔵 撮影:上野則宏 ©The Esta […] Art Exhibition "Takamatsu Jiro: Mysteries" 高松次郎の頭の中の迷宮をさまよう快楽がそこに。
2014.11.1112年の年月を凝縮した『6歳のボクが、大人になるまで。』は最高の映画体験になる。『バッド・チューニング』(1993年)『スクール・オブ・ロック』(2003年)のリチャード・リンクレイター監督 […] Movie Review Nº18 “Boyhood” 12年の年月を凝縮した『6歳のボクが、大人になるまで。』は最高の映画体験になる。
2014.10.28ボリス・ヴィアンのエッセイ集『夢かもしれない娯楽の技術』で人生を考える。第二次世界大戦直後のフランスで頭角を現し、1959年に39歳でこの世を去ったボリス・ヴィアン。多才で知られた彼 […] Book Review Nº15 Yumekamosirenai Goraku No Gijyutu by Boris Vian ボリス・ヴィアンのエッセイ集『夢かもしれない娯楽の技術』で人生を考える。
2014.10.09フィリップ・シーモア・ホフマンが遺した最後の主演作。『誰よりも狙われた男』は、『裏切りのサーカス』のジョン・ル・カレ原作を、『コントロール』『ラスト・ターゲット』 […] Movie Review Nº17 “A Most Wanted Man” フィリップ・シーモア・ホフマンが遺した最後の主演作。
2014.09.30キャリア60年となる磯崎新の「建築外思考」を追う展覧会。「12×5=60」。ワタリウム美術館で開かれている建築家、磯崎新の展覧会にはこんなタイトルがついています。「1 […] Art Exhibition : "Arata Isozaki 12 x 5 = 60" キャリア60年となる磯崎新の「建築外思考」を追う展覧会。
2014.09.19アゴタ・クリストフ『悪童日記』が描く「悪」の本質。 第二次世界大戦時、中部ヨーロッパと思しき空間を舞台に描かれるアゴタ・クリストフの『悪童日記』。 ハンガリー語 […] Book Review Nº14 AKUDOU NIKKI written by Agota Kristof アゴタ・クリストフ『悪童日記』が描く「悪」の本質。
2014.09.12被り物をしているからこそ、自分でいられる男の物語。世界でもっともカッコいい男といわれる、マイクル・ファスベンダーが被り物をする!? 前情報なしで観たら、かなり感 […] Movie Review Nº16 “FRANK” 被り物をしているからこそ、自分でいられる男の物語。
2014.09.05東京オリンピックの施設を木造建築でつくるとしたら。表参道のSPIRALでは9月5日(金)より「Timberize TOKYO 2020」展が開催中です。 かつて […] Event Report : "Timberize TOKYO 2020" @ SPIRAL 東京オリンピックの施設を木造建築でつくるとしたら。
2014.09.02坂口恭平の新作『徘徊タクシー』を体感する。『徘徊タクシー』(新潮社)は、気鋭の若手作家として注目されている坂口恭平が今年8月に上梓したばかりの新作です。 […] Book Review Nº13 HAIKAI Taxi written by Kyohei Sakaguchi 坂口恭平の新作『徘徊タクシー』を体感する。
2014.08.25『クライマー パタゴニアの彼方へ』が描く絶景と超人的神業。パタゴニアは風が強くて冷たい。本作を観ると、「パタゴニア」というアウトドアメーカーが生まれた意味をしみじみと思 […] Movie Review Nº15 “Cerro Torre - a snowball's chance in hell” 『クライマー パタゴニアの彼方へ』が描く絶景と超人的神業。
2014.08.07マット・デイモンとガス・ヴァン・サントの、じわり感動が染みる名作。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のマット・デイモンとガス・ヴァン・サント監督が再タッグを組んだ新作『プ […] Movie Review Nº14 ”PROMISED LAND” マット・デイモンとガス・ヴァン・サントの、じわり感動が染みる名作。
2014.08.04「戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家」展で、近代日本の挑戦的な住宅に酔いしれる。 「戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家」展はタイトルの通り、「伝説」となった住宅を集めた展覧会です。丹下 […] Art Exhibition : Legendary Houses in Postwar Japan 「戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家」展で、近代日本の挑戦的な住宅に酔いしれる。
2014.07.22『山是山水是水』ー 山暮らしの経験から、普遍の自然と向かい合う画家、陶芸家として知られる高仲健一が著した『山是山水是水』(自然堂出版)。絵と漢詩とエッセイで構成された本書は […] Book Review Nº12 YAMAKOREYAMA MIZUKOREMIZU written by Kenichi Takanaka 『山是山水是水』ー 山暮らしの経験から、普遍の自然と向かい合う
2014.07.07デザインをデザインしたジョージ・ネルソンを知る、日本初の大規模な回顧展 1946年から25年にわたってハーマンミラー社のデザインディレクターを務め、20世紀後半のアメリカのデザイン […] Art Exhibition : George NELSON Architect | Writer | Designer | Teacher デザインをデザインしたジョージ・ネルソンを知る、日本初の大規模な回顧展
2014.06.09『her/世界でひとつの彼女』- 鬼才スパイク・ジョーンズが描く極上のラブストーリー。 この映画を観て、主人公ホアキン・フェニックスが着ている赤やピンクなどの暖色系カラーのシャツがたまらなくほしく […] Movie Review Nº13 ”Her” 『her/世界でひとつの彼女』- 鬼才スパイク・ジョーンズが描く極上のラブストーリー。
2014.05.20どうしようもなく空しいふたりが、愛おしくてたまらない。ジョニー・デップにインタビューしたことがある。彼に古今東西の映画から好きなキャラクターを選んでもらったのだ。答 […] Movie Review Nº12 ”WITHNAIL & I” どうしようもなく空しいふたりが、愛おしくてたまらない。
2014.05.02アメリカンドリームの成功譚なんておもしろくも何ともない。無能ではないのに、不遇な人生を歩みつづけ、常に負けいく […] Movie Review Nº11 ”Inside Llewyn Davis”
2014.04.07山からはたくさんの文学や芸術が生まれてきました。とくに日本では明治の中ごろ、山仕事や信仰のための登山ではない近 […] Art Exhibition : Valleys and Peaks Kanmuri Matsujiro and Hokari Misuo 黒部と槍 冠松次郎と穂苅三寿雄
2014.03.201920年代から1930年代にかけて、ニューヨーク・マンハッタンの高層ビルは上へ上へと伸び、摩天楼を形成した。 […] Movie Review Nº10 ”Men At Lunch”
2014.03.04『帰ってきたヒトラー』(ティムール・ヴェルメシュ著 森内薫訳) 1945年4月にベルリンの地下壕で拳銃自殺した […] Book Review Nº10 Er ist wieder da written by Timur Vermes
2014.01.29デイヴィッド・ホックニー《ジャグラーズ、2012年6月24日》2012【展示】(c)David Hockney […] Art Exhibition : Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2014 TRUE COLORS
2014.01.22“裸の大将”と呼ばれた画家・山下清。 1922年、東京浅草で生まれた清は幼少時の発熱をきっかけに知的障害を負っ […] Book Review Nº9 Europe Burari Burari written by Kiyoshi Yamashita
2013.12.201968年、社会主義政権下のチェコスロバキアで起きた“プラハの春”と呼ばれる動乱を撮影した写真がきっかけになり […] Art Exhibition : Josef Koudelka Retrospective
2013.12.02住まいは人間を映す鏡である。住居から人の生活が垣間見えるのは言わずもがな、人は住まいによって育まれる。竪穴式住 […] Book Review Nº8 Jyutaku Dokuhon written by Yoshifumi Nakamura
2013.11.08千年の歴史を誇る永遠の都、京都。でも実際に京都を訪れても、見ることのできない美の真髄があります。今東京で開かれ […] Art Exhibition : Kyoto from Inside and Outside: Scenes on Panels and Folding Screens
2013.10.221997年に64歳で自死を遂げるまで、俳優、エッセイスト、編集者、デザイナー、映画監督等、多彩な資質を発揮した […] Book Review Nº7 ONNA TACHIYO! written by Jyuzo Itami
2013.10.15『理由なき反抗 (Rebel Without a Cause) 』は、3本あるジェームス・ディーンの主演作の2 […] Movie Review Nº4 "Rebel Without a Cause"
2013.09.272013年夏、日本でも公開された映画『オン・ザ・ロード』。ビートニクの旗手ジャック・ケルアックの同名小説の映画 […] Book Review Nº6 Tristessa written by Jack Kerouac
2013.09.17The Mexican Suitcase2007年12月、行方知れずになっていた126本のロールフィルム、ネガ […] Movie Review Nº3 "THE MEXICAN SUITCASE"
2013.08.26 旅は、人間を昂ぶらせる劇薬である。ガイドブックから一歩踏み出した場所に、旅先での非日常的な高揚感 […] Book Review Nº5 On The Road written by Jack Kerouac
2013.08.25ウィラード大尉はアメリカ海軍の河川哨戒艇に乗り込み、カーツ大佐の「王国」を目指す。ベレー帽がキマッている。 & […] Movie Review Nº2 "Apocalypse Now"
2013.08.23PARKING COFFEE × CACAO WORKSから、フレンチプレスのレシピをご紹介しましょう。とても […] Coffee Recipe : Making French Press Coffee
2013.08.138月3日と4日の両日にわたり行われた、PARKING COFFEE × CACAO WORKSの第1回となるワ […] Event Report : PARKING COFFEE WORKSHOP Nº1 "Pour Over Coffee"
2013.08.12 トンがる事はリスクである。 端的に言えば、トンがるとは居心地の良い内輪の世界から旅立つ事ではあるまいか。生き […] Book Review Nº4 The Naked Lunch written by William S. Burroughs
2013.07.28PARKING COFFEE × CACAO WORKSにて、下記のとおりワークショップを開催します。 &nb […] PARKING COFFEE WORK SHOP Nº1 POUR OVER COFFEE
2013.07.26 MARKAWAREプレスの本宮です。 大変ながらくお待たせしました。“PARKIN […] An experiment for quality life!! Real Magazine "PARKING MAGAZINE Vol.0" First issue
2013.07.25カカオ豆から手掛けるチョコレート作りのスタイルをビーントゥバー(Bean to Bar)と表現します。まだまだ […] Chocolate Information : “ARHUACOS”
2013.07.24地球の夜をとらえた衛星写真が伝えるように、都市とは、それ自体が発光体である。都会生活に慣れた人間にとっては、周 […] Book Review Nº3 Heart Of Darkness written by Joseph Conrad
2013.06.28長い旅が終わりを迎え、元の場所に帰還する際、人は何を考えるのだろう。現代社会に暮らす我々にとって、旅の終わりが […] Book Review Nº2 The Songlines written by Bruce Chatwin
2013.06.17現代の都市生活者が自然に触れて慰めを感じるとしたら、自然が都市の空白であるからにほかならない。そして、空白とは […] Book Review Nº1 COOPER'S CREAK written by Alan Moorehead
2013.05.12ここまで5回にわけて、播州織の工場見学について記してきたわけですが、印象に残ったのはやはりどの工程でも人の手、 […] Artisan spilit - Visit to Bisyu Factories Nº5
2013.05.11最後に、仕上げをやる工場にお邪魔しました。生地作りの最後の工程です。まず糸を染めて、それを機屋さんが織り上げて […] Artisan spilit - Visit to Bisyu Factories Nº4
2013.05.10次に訪問したのは、機織りの工場です。ここでは旧式のシャトル織機を使ってシャツ地を織っています。 MARKAWA […] Artisan spilit - Visit to Bisyu Factories Nº3
2013.05.09播州織の産地を見学に伺った季節は真夏でした。かなり大規模な工場であちこちの機械で高温の蒸気を使っているのですご […] Artisan spilit - Visit to Bisyu Factories Nº2
2013.05.08デザイナーの石川俊介です。昨年の夏ですが、播州織の工場を訪問してきました。兵庫県の西脇市とその周辺に展開する、 […] Artisan spilit - Visit to Bisyu Factories Nº1