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PARKING
衣・食・住・遊のすべてにこだわりを持つ男性のための新しい生き方を模索する、Lifestyle Magazine型のショップ。
洋服のほか男性の生活全般に渡って必要な道具や消耗品をそろえ、「自然と街を結ぶトランスポーター」である自動車も重要なエッセンスとして機能。
PARKING MAGAZINE
今とこれからの男性の生き方を模索するウェブマガジン。働くこと、遊ぶこと、生活することを三位一体とし、「グローバル|ローカル」, 「都市|自然」, 「消費|創造」といった様々な隔たりを軽やかに飛び越えていく、自由で活動的でDIY精神豊かな男性像を模索していくウェブマガジンです。
PARKING COFFEE×CACAO WORKS
数社のロースターと契約し、セレクトしたスペシャリティーコーヒーを提供。
産地から直送されるカカオ豆を自家焙煎し、カカオと砂糖のみを用いた特別製法のチョコレートを販売。
コーヒーとチョコレートで朝の目覚まし、軽いランチ、午後の気分転換、夕方の一休みなどの時間と空間を提供します。

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    153-0061 東京都目黒区中目黒 1-1-45
    TEL: 03-6412-8637

    Existence Co., Ltd.

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2014.09.12
Movie Review Nº16 “FRANK”被り物をしているからこそ、自分でいられる男の物語。

世界でもっともカッコいい男といわれる、マイクル・ファスベンダーが被り物をする!?

前情報なしで観たら、かなり感動した。ものすごくエッジの効いたカッコいい映画だ。大傑作『あの頃、ペニー・レインと』に匹敵する、バンドを描く作品。日本のバンド、SEKAI NO OWARIのピエロのお面を被っているDJ LOVEが被り物をずっと放さないと思っていただければいい。

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映画の主人公はミュージシャンになることを夢見て、曲づくりに励むイギリス人青年、ジョン(ドナルド・グリーソン)。彼は、入水自殺騒ぎを起こしたキーボード奏者に代わって、インディバンド「ソロンフォルプス」のライヴに飛び入りで参加する。ステージで彼が遭遇したのは、張りぼてのマスクを被るフロントマン、フランク(マイクル・ファスベンダー)。一癖も二癖もあるメンバーたちが演奏するのは、オルタナティブ・ミュージック。ライヴも終わり、一度はもとの会社員生活に戻ったジョンだったが、バンドに呼び戻され、アイルランドでのレコーディングに帯同する。

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人里離れた湖畔の小屋で、新しいアルバムのレコーディングが始まった。寝るときも、食事をするときも、マスクを被り、絶対に素顔を見せないフランクは、アメリカ・カンザス州出身という以外、その正体は謎に包まれている。「曲づくりのテーマが見つからない」としょげている主人公のジョンはフランクに勇気づけられ、時にエキセントリックで、クリエイティブなフランクに心酔していく。やがてインターネットにアップした動画がセンセーションを巻き起こし、彼らはアメリカ州テキサス州オースティンで開催される世界最大の音楽コンベンション「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)」から招聘される……。

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このバンドの演奏がすばらしい。全曲生収録されているため(実際に彼らの演奏らしい)、音楽とドラマが完全に一体化しているのだ。もしも、彼らソロンフォルブスが来日したら、絶対に観てみたい!

監督は、『アダムとポール』(04年)や『ジョジーの修理工場』(07年)のレニー・アブラハムソン。脚本は、『ヤギと男と男と壁と』(09年)のジョン・ロンスンとピーター・ストローハンのコンビによるペン。音楽を担当したのはアイルランドのダブリンを拠点とするスティーヴン・レニックス。全曲がとても親しみやすい曲で、撮影に入る前からキャストに練習させたのだという。前衛的すぎず、メインストリームでない「ソロンフォルブス」の立ち位置を表現しているのが、最高だ。

被り物をしているからこそ、自分でいられる男の物語。僕らはこの映画を通じて、彼らの心の内側に迫ることができる。これはどこまでも、ほろ苦く、心を揺さぶる物語なのである。

 追加写真②

 

 

10/4(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷 他公開

© 2013 EP Frank Limited, Channel Four Television Corporation and the
British Film Institute

2014年/イギリス・アイルランド合作/英語/95分/カラー/スコープサイズ/原題:FRANK

Text : Mutsuo Sato