中目黒の直営店PARKINGでは、MARKAWARE 2015 Spring / Summer Collectionの展示会が開催中です。次のシーズンのキーワードは「Fatigue」。MARKAWAREの原点に立ち返り、メンズのベーシックとなる洋服を、良い素材、高い技術の縫製にこだわりながら提案します。
展示会に先駆けて、スタイリスト二村毅さん、フォトグラファー岡田潤さん、ヘアメイク阿部孝介さんによるルックブックの撮影が行われました。
過去のMARKAWAREでは自然光のもとでの撮影が多かったのですが、今回は「コンクリートの床のあるギャラリーのような場所で、都会のなかでふとひと息ついているイメージに」という二村毅さんの提案で、屋内での撮影となりました。
2015春夏のコレクションを象徴するミリタリーのアイテムと、二村さんが用意した「迷彩のようなイメージの枝ぶりの植物」で構成するルックは、デザイナー石川も満足のいく仕上がり。
以下、多くのモデルを起用して、洋服にあわせてコーディネート提案を繰り広げた二村さんのコメント。
「シンプルでベーシックですが、石川さんなりの、そのまま直球でないものが表現されていると感じるコレクションですね。ミリタリーの良さを出しつつ、ドルマンスリーブやビッグシルエットのアイテムもおりまぜて遊び心も感じます。特にリラックス系はMARKAWAREでは珍しいシルエットかもしれませんが、着せてみたら全く自然で、今これくらいがちょうどいいんじゃないかという絶妙な所をついています。自分は紺が好きなので、ステンカラーのコートの紺のリラックスしたシルエットのタイプが着たいなと思いました。紺のウールのスラックスも好きですね。また、ハイゲージのニットは、細番手はいま作れる工場が少なくなっているアイテムですが、質の良さを感じさせて欲しくなるアイテムでした」
MARKAWARE 2015 Spring / Summer Collectionの展示会は中目黒の直営店PARKINGで今週17日(金)まで開催中です。
また、10月18日(土)〜21日(火)では顧客様向けの受注会も企画しています。みなさまのお越しをお待ちしております。
Photo & Text : Tsuzumi Aoyama