PARKING MAGAZINEでは、さまざまな切り口の記事をお送りしていますが、その根底にあるテーマは「いまとこれからの男性の生き方を模索する」こと。僕らが住む文明社会において、洋服を着ないで生きていくことはあり得ない以上、より良い暮らしのためには、良い衣服は欠かせないものです。
では、良い衣服とはどのようなものでしょうか?
都会での生活では、スタイリッシュであるということに重きが置かれるでしょう。着心地の良さ、つまり快適さも重要です。また都会を離れてカントリーサイドで暮らすとしたらスタイリッシュさや快適さに加え、ハードな動きに耐えられる頑強さや、冬の寒さに耐えられる暖かさも必要とされるでしょう。
2013年秋冬シーズンのMARKAWAREの洋服は、「WALDEN 森の生活」というテーマに沿って作られています。都市生活とカントリーライフを両立したいアクティブな男性のあり方の提案でもあります。
では、これらの洋服が作り手ではない側から見たとき、どのような男性像が思い浮かぶだろう。スタイリッシュな都市生活者の男性たちはMARAKAWAREの洋服をどう着るのだろう。逆説的ではありますが、そんな疑問が沸き上がってきました。
そこで、PARKING MAGAZINEでは4人のフレッシュなスタイリストにお願いし、自由なテーマでスタイリングをしてもらうことにしました。あえてテーマは設けずに。他ブランドの洋服や古着をミックスしてもOK。モデルもどんな人物でもOK。他のスタイリストさんと洋服がかぶってもOK。自由すぎて逆に難しい、そんなオファーではありますが、みなさん楽しんでコーディネートを作ってくださいました。
撮影はフォトグラファー高木将也さん。イーブンコンディションを作るために、あえて事前にモデルを見ることもなく、コーディネートも現場でチェック。スタイリストと相談をしながら、その場で世界観を創り上げていく。ライブ感たっぷりのシューティングになりました。
第1回:ヤギトモヤさん
第2回:来田拓也さん
第3回:真壁いずみさん
第4回:山口ゆうすけさん
この順序で、これからスタイリングをご紹介していきます。各ページの最下部にはFacebookと連動した「いいね」ボタンが設置してありますので、気に入ったスタイリングのページでぜひ投票を。いまとこれからを生きていく男性の服装術はどうあるべきか、みなさんと一緒に模索していくきっかけになればと考えています。
Composition : Parking Magazine