少し前になってしまいましたが、MARKAWARE2013年秋冬コレクションテーマを深める為にアメリカを訪問しました。目的地はボストン郊外のWALDEN湖だったのですが、せっかくアメリカに行くなら参考になるショップと今のアメリカのライフスタイルを視察する旅にしたいと思いLOWERCASEの梶原由景さんにご一緒させて頂きアメリカ東西4都市を巡ってきました。
その旅の記憶を、写真を中心に簡単なテキストを交え何回かに分けてアップしていきます。
とにかく多くのコーヒーショップを巡った旅でした。ここ数回のアメリカ訪問がPARKING COFFEEオープンのきっかけになっています。
まずは手始めに西の端にあるTrouble Coffeeに。コーヒーを飲みながら隣のouterlandsの席が空くのを待ちます。
ミッションディストリクトではFour Barrel CoffeeとRitual Coffee Roasterへ。Four Barrelのスローカウンターではペーパードリップを頼みましたが、これが本当にスロー。20〜30分は待たされました。また浅煎りで酸味の強いコーヒーが飲みたかったので「一番sourなのを」と頼んだら、「うちにはサワーなコーヒーはない!」と女性バリスタにむっとされました。acidityと表現しないといけないようです。お願いしたエルサルバドルのコーヒーは最近のトレンド通りの浅煎りでしっかりとした酸味のおいしいコーヒーでした。男性バリスタはもちろんですが、女性バリスタも腕にはばっちりタトゥーが入っています。
外観はエスニックな雑貨を扱う土産物屋のような印象のGravel & Goldですが、アーティストものの雑貨や現代的なクラフトマンの商品を扱う店で、今回のサンフランシスコ視察で最も長居した店でした。ここではECHO PARK POTTERYのマグカップや鞄などを購入。
サンフランシスコでは少し観光らしいことも。Apple本社に行きカンパニーストアでお買い物。
他に買い物で楽しかったと言えばスーパーマーケットでのそれ。Rainbow Groceryはオーガニックな食材や環境を考えた生活雑貨を幅広く扱うスーパーマーケット。このときはやたらと石鹸を買い込みました。
今回のサンフランシスコ滞在のハイライトとなるChez Panisseでのディナーに向けてバークレーに移動し、予約まで少し時間があったのでREIでアウトドアグッズを物色。いざChez Panisseへと思って車に戻ると…。後部座席の窓が全開。雨が降っていたので窓を開けているはずもなく、見ると砕けたガラスが飛び散っていました。車上荒らしです。被害は少なかったのですが、警察への連絡などで時間がかかってしまい結局Chez Panisseには行けず。
その後Chez Panisseは3月に火災を起こしてしまいずっと営業していないようなので(6月21日に営業再開の予定)、このタイミングで行っておきたかったと今でも悔やんでいます。
Photo&Text : Shunsuke Ishikawa