「地産地消」は現代社会のキーワードのひとつ。生産者に近い距離にある人間が生産者の手(すなわち野菜を育てた人の手)から直接購入する。メリットは安全で安心、そして高品質な野菜を選ぶことができること。
野菜を選びながら、どう料理したら美味しいのか調理のやり方を教えてもらうのもいい。もし、野菜の育て方に興味があればそれを聞いても面白いはず。ひょっとすると、その野菜は少し不恰好かもしれない。土もついているかもしれない。でも、そんなところもブサ可愛いくていいじゃん。そう思えるようになれば、僕らの生活はちょっとだけ豊かになるのかもしれません。
LOHASとか、スロウライフとか。わかったようでわからないでいる僕ですが、口が感じる幸せくらいはわかります。おいしいですよ、新鮮な野菜って。
さて、5月18日(土曜日)と19日(日曜日)に東京・南青山の国連大学前で開催される「Farmer’s Market@UNU」(http://www.farmersmarkets.jp/)では、関東近郊の生産者から直接、野菜や加工品を手に入れることができます。
「PARKING COFFEE × CACAO WORKS」(5月25日(土曜日)にオープン予定)も、この「Farmer’s Market@UNU」に参加。スペシャルティーコーヒーと、産地直送のカカオ豆を自家焙煎してつくる、みずみずしい果実のようなチョコレートを販売します。
コーヒーやワインのように、産地によりカカオの味も異なります。香りや甘み、酸味、そして後をひく余韻もまちまちの、言うなればスペシャルティチョコレート。
休日にわざわざ出かけて味わう価値ありです。
Text : Tsuzumi Aoyama