先週の土曜・日曜の二日間、MARKAWARE FALL&WINTER 2013のルックブック撮影を行ってきました。
今回は改装を進めている群馬県嬬恋村のPARKING ASAMA BLANCHで、モデル達に改装を手伝ってもらい、その作業風景や生活をルックブックにするというコンセプトでのシューティングです。モデル達にはMARKAWARE FALL&WINTER 2013のアイテムを着用してもらい、外壁のペンキ塗りやフローリング工事、鳥小屋作りなど現在進行中の作業を泊まりこみで手伝ってもらいました。
勾配の急な屋根に登り、2階出窓部分のペンキ塗り作業です。屋根材は雪対策のため良く滑る素材なので、屋根の上での作業は見た目よりもつらいです。梯子を足場代わりに使用しています。
ペンキ塗りも2時間くらいかけて指示された範囲をちゃんと仕上げてもらい、その姿を撮影していきます。
この撮影現場を仕切るスタイリストはこの人、二村毅さん。約3年ぶりに一緒に仕事させてもらいます。同年代ながら抜群の行動力と発想にはいつも驚かされます。ディテールへのこだわりや男らしくクリーンなスタイリング、世界観の作り込みなどますます磨きがかかっています。今回も事前準備段階から何度もPARKINGや嬬恋村に足を運んでもらい、ロケハンの範囲を大きく超えたいろいろなことをやってもらいました。おまけに、最近ほぼプロレベルに達しているガーデニングのスキルもDIY庭造りに発揮してもらいました。
カメラは岡田潤君(左はじ)。売れっ子の彼は前日遅くまで仕事をした後、ほぼ徹夜で参加してくれました。年齢よりもずっと落ち着いた印象のシュアな仕事ぶりで安心させてくれるカメラマンです。
全員が早朝集合で疲れている中、ハードなスケジュールをこなしていい撮影ができました。
がんばった後は参加者全員での焚き火を囲んだ夕食。この日のメニューはバーベキューとダッジオーブンで焼いたチキン。
このあたりは標高1200mを超えるため、この時期でも夕方以降はぐっと冷え込み、炎の暖かさが気持ちいいです。
ギターも持ち出してキャンプファイヤー気分は盛り上がります。お酒も入り、楽しんだ後は一人また一人と自然解散で眠りにつきました。
翌朝、仕事の再開です。最初の仕事は朝食づくり。これもモデル達の仕事です。ギリーケトルでお湯を沸かし、コーヒーを入れています。
その後も撮影は順調に進み、全カットの撮影が無事に終わりました。今回の撮影分と事前に撮影していた写真をあわせてできあがるルックブックは、7月中旬頃配布の予定です。
直営店のPARKINGおよび全国の取り扱い店舗でご覧頂けます。是非完成したルックブックを楽しくご覧になって下さい!
最後に
こちらははるばる厚木からフローリング材を運んでくれたGALLUPの仲山さん(前列右)とPARKING MAGAZINEを読んで頂いているというLOGGERの末綱さん(前列左)。撮影に車まで使わせて頂いたりとお世話になりました。
Photo & Text : Shunsuke Ishikawa