この雑誌の特集には毎回驚かされます。特に最新号にはびっくりしました。「野生のレッスン」というタイトルのこの号では京都大学を出て猟師になった「僕は猟師になった」の千松信也さんや、衝撃のルポを書いた「飼い喰い」の内澤旬子さんなどのインタビューが載っています。

大好きな映画ショーン・ペンの「IN TO THE WILD」を観て以来ずっと心の片隅に残っていて、「WHOLE LARDER LOVE」や「DINNER JOURNAL」などを眺めながら、最近はそこを知らずに肉を食べまくることに罪悪感を感じていました。魚だけではなく肉も自分でさばいて食する。人間という動物が生きていくことの残酷性もしっかりと知っておく、都市生活では覆い隠された自然な行為をどこかで一度は体験しておかないといけないのでは？と思っていたタイミングでのこの特集。即購入して、店でも少し販売させてもらうことにしました。

ちなみに、もともとの国民性の影響が大きいと思いますが、アメリカのDIYスピリットはその辺まで行っているようです。