2014.09.05
都市木造
青山のスパイラルガーデンで本日から開催の「Timberize TOKYO 2020 〜都市木造が2020年の東京を未来へつなげる」に行ってきました。2020年の東京オリンピックに向けて、「木造でオリンピック会場を作ったらこうなる」、そして「オリンピック後はこう活用していく」という新しい価値観の提示を行うイベントです。
感想は、「こういう会場でオリンピックをできれば、東京そして日本が本当に先進国として尊敬される都市、国になるのに」。新国立競技場の旧時代的でどうしようもないやるせなさを感じる現状プランと比較すると、ここで提示されているプランはずっとモダンです。日本人が暮らす空間としての木造建築による新しい都市景観が出来上がり、木材の有効活用や技術開発も進んでいく、オリンピックがそんなきっかけになるなら悪くないかもしれない。
この展示会ではオリンピック会場以外にも、選手村やBMX競技場の実物大観戦席、そしていろいろな建築家の木造住宅の模型も展示されています。
無料で見られて、いろいろ考えさせられるイベントです。お勧めします!より詳しいことや、主催者の建築家小杉さんのお話などは近日中にPARKING MAGAZINEに掲載いたします。
Text & Photo : Shunsuke Ishikawa