2013.11.23
marka2014Spring&Summer展終了
今週の火曜日から金曜日までmarkaの展示会を行いました。準備期間から含めると3ヶ月以上続いた展示会シーズンもようやくこれで終了です。
来シーズンは今の時代らしい豊富な柄物などを用意しながらも、markaらしいコレクションになったと思っています。
今回も多くのお取引先さん、関係者の方々におこしいたきました。年4回の展示会の時のみあう方が殆どですので、このタイミングにいろいろお話させて頂きブランドの考え方をお伝えしてます。そんな中今回僕から一番多く語らせて頂いたのが来期からスタートする新ラインについて。今までのmarkaよりもさらにスタンダードでプライスコンシャスなシリーズをスタートします。とにかく「ちゃんと作り込んだ日本製の洋服を届けたい」という思いで12年ほど洋服作りをしてきました。しかし、その間に世の中は大きく変化して、ユーザーの方々の意識もかなり変わってきていると強く感じています。いい洋服はどうしても高くなってしまいますが、それは既にいい洋服を知っている方々にしか届かないものになってしまっている。これからも本当にいい洋服を作り続けたい。その思いに一点の迷いもないのですが、その一方で良い洋服とは何かをしってもらう努力がもう片方で必要だと感じています。そこで徹底的に考え抜いたパターン、力織機や吊り編み機を利用した日本製のいい素材、それらを使って日本で縫製した洋服を今までよりも手の届きやすい価格で。新しいラインご期待下さい。
Text & Photo : Shunsuke Ishikawa